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日本プロボウリング殿堂

JPBA公認最高記録

JPBA公式オイルパターン
プロワッペン

「HANDA CUP」・第49回全日本女子プロボウリング選手権大会

開催要項
期 日
2017年12月14日(木)〜16日(土)
会 場
 
東大和グランドボウル (AMF 40L 合成レーン)
〒207-0022 東京都東大和市桜が丘1-1330-19 BIGBOX2階
TEL.042-516-1556 / FAX.042-516-1557
共 催
公益社団法人日本プロボウリング協会 / 国際スポーツ振興協会(ISPS)
後 援
スポーツ庁 / 公益社団法人日本ボウリング場協会 / 関東ボウリング場協会
協 賛
各社
協 力
株式会社グランドボウル / 日本ボウリング商工会 / 株式会社スカイ・A
ビッグボックス東大和 / 日本プロボウリング協会三多摩地区
賞金
総額
7,000,000円(優勝賞金2,000,000円 ※チャリティ分含む)
☆TVパーフェクト賞 1,000,000 円
☆パーフェクト賞(予選〜準決勝) 50,000 円
入場料
通し券(前売り)2,500円 (当日)3,000円
1日券(当日券のみ) 1,500円
※JPBA賛助会員無料(会員証をご持参下さい)
※高校生以下無料
ご観戦
※スカイA生中継のお知らせ※
大会最終日の12/16はスカイAにて生中継が予定されています。お楽しみに!

〜入場制限に関するご案内〜
多くのご来場により会場側が定める人数を大幅に超過した場合は、お客様の安全性と快適さを考慮し入場制限をさせていただく場合がございます。
また、三脚・踏み台を利用してのご観戦は、周囲の方にご配慮いただき後方にてご観戦をお願いいたします。ご来場者全員が楽しくご観戦いただけますよう、みなさまのご理解とご協力を宜しくお願いいたします。
出 場
<プロ>
JPBAプロ 72名 2017年度JPBA正会員に限る
1.前年度選手権者
2.前年度ランキング上位16名
3.歴代選手権者
4.今年度ランキング上位者
合計72名
※1.2.3.が重複する場合は、4のランキングより順次繰り下げる。
※4のランキング選出規定の期日は、「ジャパンオープン」終了後とする。
資 料
開催要項 PDF138KB   オイルパターン PDF1300KB

エントリーリスト PDF115KB
前年度
第48回(2016年)
日程&成績
12/14
予選Part I 8G
前半レーン移動表 PDF76KB
Part1 6G成績 PDF109KB
 
開会式
 
予選PartU8G
Part2 6G(通算12G)成績 PDF112KB
12/15
予選PartV 8G
Part3 6G(通算18G)成績 PDF113KB
Part4 6G(通算24G)成績 PDF117KB
12/16
準決勝9G
レーン移動表 PDF78KB
準決勝9G(通算33G)成績 PDF118KB
 
決勝(全日本方式ステップラダー)
最終成績 PDF178KB
大会記録
パーフェクト達成者
公認274号 / 予選Part3 1G目
内藤真裕実 48期 No.523
 
800シリーズ達成者
なし
 
7-10スプリットメイド達成者
なし
決勝ステップラダー進出者
1位通過
姫路麗
2位通過
寺下智香
3位通過
久保田彩花
4位通過
松永裕美
【 優勝 姫路麗! 】
感涙込み上げる 姫路麗
(33期 No.352 フタバボウル 大阪府)
(優勝ボール:スーパーゲート/ストーム社(ハイ・スポーツ社)
★「HANDA CUP」・第49回全日本女子プロボウリング選手権大会 
姫路 麗、完全勝利で全日本女子連覇を果たす!

すべてのプロがそのタイトルを手に入れることを目標とする、全日本女子プロボウリング選手権大会。来季のシード権や各ランキング争いを決定する最後の戦いにして、さらに日本プロボウリング協会創立50周年という記念すべき年の最後を飾る、今年は名誉ある上にさらに重みのある大会となりました。
予選24G、準決勝9Gのトータル33Gはプロの底力が試される苛酷な長丁場。さらに男子大会と同じく3パターンのレーンコンディションが採用されており、得意不得意から浮き沈みの大きい選手も多いなか、どんなレーンにも合わせて首位を独走したのが姫路 麗でした。
ミディアムパターンの準決勝では、9GのAVGが200を越えた選手は24名中9名しかいないほど難しいオイルパターンでしたが、姫路はここでも手堅くスコアをまとめてトップシードを守り抜きます。
次に寺下 智香が準決勝で猛追して姫路を追い、寺下に抜かれるも久保田彩花、松永 裕美が予選から進出圏内を死守。弱冠17歳の坂本 かや、若手ホープの山田 幸らも懸命に追いましたが、女王達に追いつくことは叶いませんでした。
連覇がかかったディフェンディングチャンピオンの姫路、9月のMKで3勝目を挙げた寺下、今年の開幕戦・創立50周年記念大会で初優勝を果たし、続く宮崎プロアマオープンで連勝した久保田、三冠女王に王手を掛けた松永。どの組合せも優勝決定戦に相応しい、まさに女王達の激突は、久保田と松永による決勝ステップラダー4位決定戦でその火蓋が切って落とされました。
すでにこの時点でほぼ三冠女王は確実、けれどどうせなら全日本女子5勝目で飾りたい松永。しかしスプリットからのオープンフレームで滑り出しとなってしまいます。
大会前の公開練習時からイップスが再発し、投球のタイミングがずれてしまうという状況にありながらも、不甲斐ない順位で終わりたくないとここまで凌いできた松永でしたが、5フレーム目までストライクが決まらないという絶望的な展開にはまり込んでしまいます。
対する久保田はラッキーに助けられながら8連続ストライクに成功。最終フレームを待たずして勝敗は確定しましたが、松永もパンチアウトでゲームを終え、最後は意地を見せてくれました。
続く久保田と寺下による3位決定戦、序盤はほぼ互角ペースでしたが、4フレーム目に寺下が4番ピンをカバーミスしたところで雲行きが怪しくなります。
レーンの変化に苦戦しつつも久保田はノーミスを守り、さらに7フレーム目もイージーミスでオープンにしてしまった寺下との差を広げ、10フレーム1投目で7ピンを倒したところで勝利が確定。昨年は優勝決定戦で惜敗し、リベンジを果たしたかった寺下でしたが、悔やまれる自滅で今年も全日本タイトルを逃してしまいました。
2015年の第47回大会、吉田真由美と松永を蹴散らして勝ち上がって来た山田 幸に、再優勝決定戦に持ち込まれた挙げ句敗北してしまった姫路。松永と寺下を破って来た久保田は、そんな山田を彷彿とさせました。
苦い記憶に怖さを感じながらも、姫路は「一度で決める。再優勝決定戦には持ち込まない」と強い意志を持ち、アプローチに上がります。
過去の全日本女子でパーフェクト優勝を果たした時と同じように、痛いほど張り詰めた表情で、一投、また一投とストライクを決める姫路。
21歳の若さながらすでに2勝を挙げている久保田からプレッシャーは感じられませんが、ただでさえ難しいミディアムパターンな上に変化が進んだレーンに捕まってしまい、2フレーム、5フレームとオープンフレームを出してしまいます。
8フレーム目に姫路が失投、厚めに入ったボールはスプリットになってしまいます。7・8フレームとようやくダブルを決めた久保田は姫路のミスを突いて差を詰めたいところでしたが、続く9フレーム目にまたしてもスプリット。姫路がすぐに立て直してストライクを決めたところで、久保田の敗北が決定。
最後はここまでトップを守りきった感動から姫路の目が潤みますが、きちんとストライクで終わりたい、プロボウラーとして凛としてありたいと涙を堪え、9フレーム目からのオールウェーで有終の美を飾りました。

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